6月に入りました。


気象庁からは昨日から梅雨入りということで、1年で一番苦手な季節と相成りました。


さて、昨年あたりから、ギリシャやスペインの金融不安を切っ掛けに

日本企業を取り巻く環境の厳しさがいよいよ深刻化して来ました。


どこの企業も大幅な事業計画の見直しや要員計画の見直しが図られているようです。


こういった時に危険なことは、一時の経済情勢の悪化によって、雇用に手を付けることだと思う。

人事を仕事にしているからではないですが、人は無形の財産です。

人材ではなく、人財です。

その人財を手放すことは、企業の永続的発展を放棄することに他ならない。


今、この厳しい状況で、雇用を維持しながら発展していくためには

各人が個々の置かれた立場を自覚し、とにかく生産性を向上していくことです。


生産性とは、業務の質と量を掛け合わせたものと言われます。

よって、同じ時間制約の中で、質を高めるか、量をこなすかということになる。


僕らのような所謂間接業務部門には、生産性向上の終わりがありません。

日々あるべき姿とのギャップを埋めるために、これまで以上に「考えて」行動する

ことが求められます。


ということを意識していると、1日1日あっという間なので、

7時間半しか働いてないのに仕事終わったらヘトヘトです。


これからが働き盛り、頑張ります。



プライベートなことだけど、先月、母方の祖母が亡くなりました。


この何年かは諸事情により直接顔を合わせられなかったけど、

久しぶりに会ったのが通夜だったことは、残念で仕方ありません。


小さい頃は歩いて2,3分の所に住んでいたため、良く遊んで貰いました。

いつも孫の前では笑顔で、明るくて。そして、今思えば、いつも祖父の半歩後ろで

支える大和撫子であったと思います。


久しぶりの通夜で会った姿が様変わりしていて、なんだか本当にいなくなって

しまう気がしなかった。


実際に火葬されて、遺骨を家に持ち帰って、

「やっとじいちゃんに会えるね。」って思った瞬間にちょっと泣けてきました。


それと同時に、自分の両親に対しても

元気であることに越したことはないけど、やっぱり長生きして欲しいと心底思いました。


「兄弟はいつも仲良くせないかんよ。」と良く祖母は言っていました。

通夜の後、兄弟で酒を飲みながら話をしていた時、3人とも覚えていたのは

この言葉でした。


もう3人とも大人になり、仲良くというかお互い刺激し合いながら

良い関係が築けていると思っています。


「父さんと母さんに、これからたくさん恩返ししていこうな。」

全員がずっと思っていたことですが、3人で初めて言葉に出して交わした約束です。。


いつかは自分も死を迎えるわけで、振り返った時に後悔せぬよう

明日からも1日1日大切に力いっぱい生きていきたいものです。


それでは、また。